企業向けの動画配信方法!必要なシステムや動画作成の方法も解説
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社員研修や会社紹介・製品プロモーションなどのために、動画を作成し配信したいと考える企業が増えてきています。
しかし企業活動に動画を利用したいと思っても、どのように作成し、どんな媒体を使って配信すればよいのか分からず、なかなか着手できないでいる担当者の方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、以下の3つのトピックに分けて、企業が動画を利用するための方法について解説していきます。
- 企業が動画を作成する方法
- 作成した動画を配信する方法
- 配信に利用する「企業向け動画配信システム」の選び方やおすすめ製品
この記事を参考に、どのような方法で動画を配信するのがベストかを考えてみてください。
企業向けの動画を作成する方法は、大きく分けて2つある
まずは動画の作成方法を見ていきましょう。企業が動画を作成するには、大きく分けて次の2通りの方法があります。
- 映像制作会社に依頼する
- 自作する
企業向けの動画作成方法1:映像制作会社に依頼する
より高品質の動画や、ストーリー性のある動画を作成する場合は、基本的に制作会社に依頼するのが良いでしょう。企画・構成立案・撮影・編集などを全て任せられるため、社内に映像制作のノウハウやリソースが一切なくても、クオリティの高い動画を作れます。
特に以下のような目的で動画を作る際に、制作会社を利用することが多いです。
- 製品プロモーション用の動画
- 会社紹介動画
- 採用動画(求職者向けの会社説明動画)
- 研修用のドラマ風動画 など
制作会社に依頼する場合の費用は、50万円~200万円程度が相場とされています。動画の内容や長さなどによって変わるため、事前によく相談し、すり合わせを行うようにしましょう。
企業向けの動画作成方法2:自作する
「自社専用のマニュアルを作りたい」「そこまで見た目のクオリティにこだわる必要はない」という場合は、自社で動画を作成するのも良いでしょう。
とはいえ、制作会社のように本格的な機材を使って、プロのような編集を行って…とする必要はなく、例えば以下のような方法で手軽に動画を作成できます。
- ZoomなどのWeb会議ツールで行った、ミーティング・ウェビナー形式の集合研修を録画する
- オフラインで行われた研修の様子を撮影する
- PC画面に研修資料などを映した状態で、画面上で解説を行い、その映像と音声を録画する
この方法であればコストを抑えられ、かつ目的達成のために必要なクオリティの水準はクリアできる可能性が高いでしょう。これらの方法は「社員研修やマニュアルを動画にして配信したい」「自社で行ったWebセミナーの映像を、アーカイブさせたい」などの場合におすすめです。
企業向けの動画配信を行う方法は、大きく分けて4つある
企業が動画コンテンツを配信をする場合、主に以下4つの配信方法があります。
- YouTubeなどの無料プラットフォームを利用する
- Googleドライブなどのクラウドストレージを利用する
- 動画配信システムを利用する
- Web会議ツールの共有機能を利用する
セキュリティ | 動画配信や分析に関する機能 | 費用 | |
---|---|---|---|
1.YouTubeなどの無料プラットフォーム | × | △ | 無料 |
2.Googleドライブなどのクラウドストレージ | △ | △ | 中 |
3.動画配信システム | ◎ | ◎ | 高い |
4.Web会議ツールの共有機能 | 〇 | △ | 中 |
上記4つの配信方法について、それぞれ詳しく解説していきます。
企業向けの動画配信方法1:YouTubeなどの無料プラットフォームを利用する
無料の動画配信サービスを活用して動画配信を行う方法です。YouTubeがその代表例といえるでしょう。
YouTubeのような無料の動画配信サービスは、基本的に不特定多数に向けて動画を配信するためのプラットフォームです。そのため「製品のプロモーション」のような動画マーケティングには向いています。
しかし逆に、特定のユーザーにのみ動画を配信したいという場合は、セキュリティ面を考えると不適切でしょう。
一応YouTubeでも、動画を限定公開にして特定のユーザーにURLを共有すれば、ある程度限られた環境で動画を配信することができます。しかし、URLが流出する(もしくは解析される)だけで簡単に情報漏洩に繋がってしまうというリスクがあります。
「グループごとのアクセス制限」などの高度なセキュリティ機能は、無料のサービスにはありません。
無料動画配信サービスのメリット・デメリットをまとめました。
メリット | ・無料で動画を配信できる ・アカウントを作成すれば、すぐに動画配信を始められる |
デメリット | ・URLが分かれば誰でもアクセスできる危険性がある ・機能が足りず、課題解決の役に立たないことが多い ・動画の途中で広告が差し込まれる |
こんな企業におすすめ | 自社製品の紹介など、不特定多数の人に動画を公開したい |
詳細はこちらの記事も参考にしてみてください。
>>YouTubeを社内利用できる?限定公開で共有する方法とその危険性を解説
企業向けの動画配信方法2:Googleドライブなどのクラウドストレージを利用する
クラウドストレージに動画をアップロードし、それを社内で共有する方法です。
例えば「Googleドライブ」の場合は、動画をアップロードした後、以下の赤枠部分で共有するユーザーのメールアドレスを指定することができます。
さらに共有するユーザーの権限(閲覧のみ・編集可能など)も設定できるため、YouTubeを利用するよりは安全に共有できるでしょう。少数の動画を、特定の少人数に対して配信したいのであれば、最もコストをかけずに行える方法だと言えます。
ただしクラウドストレージは、配信ではなく「共有」を目的としたシステムです。そのため、大勢で長時間の動画を視聴するのには適さないことが多いです。
ストレージ容量や動画の転送量(1か月で配信できる量)など、自社の動画配信の規模にマッチするかどうかを確認しなければいけません。
クラウドストレージを利用するメリット・デメリットをまとめました。
メリット | ・コストをかけずに共有できる ・サービスによっては、共有するユーザーのメールアドレスを指定したり、パスワードをかけたりすることができる |
デメリット | ・大規模な動画配信を行うスペックは持たない ・配信ではなく「共有」を目的としたシステムなので、動画配信に関する機能が不足していることも多い |
こんな企業におすすめ | 少数の動画を特定の少人数に配信したい |
企業向けの動画配信方法3:動画配信システムを利用する
「比較的大規模な動画配信を行いたい」「動画の配信だけではなく、視聴分析なども行って、現在の課題を確実に解決したい」という場合におすすめなのが、企業向けの動画配信システムを使うことです。
動画配信システムは、企業が動画を使って課題解決をするために作られているシステムなので、セキュリティ的にも機能的にも、十分な性能が備わっています。
多くの企業がこの方法で動画配信を行っており、主に以下のような目的で活用されます。
- 社員研修
- 社内の情報共有
- オンラインセミナーの配信
- 動画コンテンツの販売
- イベント映像の限定配信
例えば、自社で用意した研修用の動画をシステムにアップロードすることで、従業員が場所や時間を選ばずに研修を受けられるようになります。それを長期間行うことで、社内に研修動画を蓄積でき、従来オフラインで行っていた研修をオンラインに移行させることができます。
ただ動画を配信するだけではなく、「動画にコメントを残せる」「アンケートや小テストを実施できる」「視聴状況を分析できる」といった機能が搭載されている製品が一般的です。
またセキュリティ面では、ユーザーIDやパスワードの設定だけではなく、高度なアクセス制限なども行えます。その結果、特定のグループのみが、特定の動画を視聴できるようになります。
企業向けの動画配信システムのメリット・デメリットをまとめました。
メリット | ・できることが豊富で、動画を使った課題解決に最適 ・社内に動画を蓄積できる ・クローズドな場で動画配信を行えるため、情報漏洩のリスクが低い |
デメリット | ・小規模な動画配信を行う場合は割高になってしまう ・運用開始までに少し時間がかる |
こんな企業におすすめ | ・比較的大規模な動画配信を行いたい ・配信機能や分析機能を十分に活用したい ・社員や顧客など、特定のユーザーにのみ(クローズドな環境で)動画を配信したい ・情報漏洩に細心の注意を払いながら動画配信を行いたい |
動画配信システムに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
>>動画配信システムのおすすめ比較!選び方や企業向け17サービスの違い
企業向けの動画配信方法4:Web会議ツールの共有機能を利用する
「Web会議ツールを使ってオンライン研修やセミナーなどを行い、その録画をそのまま配信したい」という場合は、Web会議ツールの共有機能を利用するのが最も簡単です。
例えばZoomであれば、以下のようにパスワード設定や、共有するユーザーの指定などが行えます。
そのため比較的安全に、かつ効率よく動画を配信することができます。
ただしこの方法は、あくまでもWeb会議ツールで録画した動画でなければなりません。また、たくさんの動画を整理し社内に蓄積するには向かない方法です。
メリット | ・Web会議ツールで録画した動画を配信する場合に、最も手軽に行える ・製品によっては、パスワード設定や共有ユーザーの指定などが行えるため安全 |
デメリット | ・Web会議ツール以外で作成した動画を配信できない ・配信ではなく「共有」を目的とした機能なので、動画配信に関するスペックが不足していることも多い |
こんな企業におすすめ | ・Web会議ツールを利用した研修やセミナーなどを頻繁に行う ・社内に動画を蓄積することはあまり考えていない |
企業向け動画配信システムの選び方!各ツールの違いや比較ポイント
企業が動画配信を行うのであれば、上記3の「企業向けの動画配信システム」を利用するのが最もおすすめです。
しかし企業向けの動画配信システムにも様々なものがあり、活用方法や機能などが異なります。そのためここでは、どのような点に注目してシステムを選べばよいのかを解説していきます。
- 動画配信の目的に合った製品を選ぶ
- 自社に合ったプラン(料金・転送量・容量)が利用できる製品を選ぶ
- 他の機器やシステムと連携しやすい製品を選ぶ
- オンプレミスかクラウドか、配信形態が適した方を選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
選び方1:動画配信の目的に合った製品を選ぶ
まず動画配信の目的を明確にした上で、その目的に適した製品を探すことが大切です。動画配信サービスによって機能ごとの得意・不得意があるためです。
例えば社内の研修に動画を活用したいのであれば、研修に役立つ機能が搭載されているシステムを選ぶ必要があります。一方でイベント映像の配信をメインに行いたいのであれば、ライブ配信機能が充実した製品を選ばなければいけません。
動画配信の主な目的となるものを、以下にまとめました。自社がどのパターンに当てはまるのかを事前に理解しておくと、製品を選びやすくなるでしょう。
活用目的 | あると良い機能・性能 |
---|---|
社員研修や、ナレッジ共有などを行いたい | ・独自教材の作成機能 ・動画の編集機能 ・動画へのコメント機能(視聴者と講師のコミュニケーションが行える機能) ・テストの実施機能 ・動画視聴状況の分析機能 ・Web会議システムで録画した研修動画を簡単に二次配信できる機能 |
イベント映像を配信したい | ・大規模のライブ配信が行える機能 ・チケット販売サービスとの連携機能 |
自社イベント/製品プロモーションなどの動画マーケティングを行いたい | ・集客ページへの埋め込み機能 ・アンケート機能 ・動画配信中の資料差し込み機能 ・セミナー後のレポーティング機能 |
有料コンテンツを販売したい | プラットフォーム上での決済機能 |
なお、この記事の後半では、活用目的に応じたおすすめの企業向け動画配信システムを紹介しています。そちらも合わせて参考にしてみてください。
選び方2:自社に合ったプラン(料金・転送量・容量)が利用できる製品を選ぶ
動画配信システムによって月額料金が異なります。また各社の料金プランによって以下が異なります。
転送量 | 1か月に配信できる動画の量 例)月間100GBまで配信できる |
容量(ストレージ容量) | アップロードできる動画の容量 例)10GBまでアップロードできる |
利用人数 | プラン内で登録できる人数や、同時ログインできる人数 |
基本的には料金プランのグレードが高くなるほど、転送量は容量・利用人数は増えていきます。そのため製品を導入する前に、必ず自社の使い方とプランの内容がマッチしているかどうかを確認しなければいけません。
できる限りコストを抑えてシステムを利用したいと考えるのは当然ですが、安さだけを考えて製品やプランを選ぶと、転送量や容量が足りなくなってしまう可能性もあるので注意が必要です。
とはいえ「自社ではどれくらいの規模のプランが最適なのか分からない」という方も多いでしょう。これは使用する動画の長さや画質などによって異なるので、製品の担当者に相談しながら、製品が自社にマッチしているかを見極めるようにしてみてください。
選び方3:他の機器やシステムと連携しやすい製品を選ぶ
動画配信システムと他のシステムを連携することで、自社の課題解決を効率的に行えることがあります。
例えば
- オフラインでの社員研修に毎月かかっている費用を削減したい
- オフライン研修を減らし、人的リソースをより重要な業務に分配したい
などの課題がある場合は、Web会議システムとの連携性が高い製品を選ぶのがおすすめです。Web会議システム上でオンライン研修を行い、その録画を動画配信システムに蓄積させれば、いつでも研修内容を振り返ることができます。
他にも、LMS(学習管理システム)やマーケティングツールなどと連携できる製品もあります。解決したい課題や現在の環境に合わせて、連携性もチェックしてみてください。
選び方4:オンプレミスかクラウドか、適した配信形態の製品を選ぶ
オンプレミスで動画配信をするのか、それともクラウドで配信をするのかを、あらかじめ検討しておくとよいでしょう。
オンプレミスとは「サーバを自社内で設置・管理」する仕組みのことです。一方でクラウドとは、外部に設置されたサーバをインターネット経由で利用する仕組みのことを指します。
つまりオンプレミスとクラウドの大きな違いは「データ保管場所が社内なのか、社外なのか」という点です。
クラウドの方が管理が簡単ですが、セキュリティ的にはオンプレミスの方が強固です。そのためセキュリティを特に重視する企業では、オンプレミスに対応した製品を選ぶと良いでしょう。
なお、オンプレミスに対応した製品はそこまで多くありません。この後の章では、オンプレミス対応のシステムも紹介するので参考にしてみてください。
企業向け動画配信システムのおすすめ10選を比較!
上記の選び方に合わせて、企業向け動画配信システムのおすすめ製品10選を紹介します。各製品で得意なことが異なるので、活用目的に合わせて確認してみてください。
動画配信システム | 主な活用方法 | 月額料金 | 転送量 (月間) | 容量 | 配信形態 |
---|---|---|---|---|---|
CLEVAS | 社員研修(大人数向け) | 要問い合わせ | 10TB~(クラウドの場合) | 300GB~ | クラウド オンプレミス |
MOOGA | 社員研修 | 15,000~100,000円 | 300GB~1TB | 2GB~100GB | クラウド |
BizLive | 大規模イベントの配信 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | クラウド |
Vimeo | 動画マーケティング | 700~7,500円 | 5GB/週~ | 年間250GB~ | クラウド |
Brightcove | 動画マーケティング | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | クラウド |
OneStream | ・オンラインスクール ・セミナー配信など | 10,780円~ | 無制限 | 10GB~ | クラウド |
クラストリーム | ・セミナー開催 ・ライブ配信など | 55,000円~ | 要問い合わせ | 1,024GB~ | クラウド オンプレミス |
millvi | ・社内情報共有 ・ファンクラブなど | 50,000円~ | 300GB~ | 500GB~ | クラウド |
viaPlatz | ・社員研修 ・遠隔授業など | 40,000円~ | 100GB~ | 5GB~ | クラウド オンプレミス |
ULIZA | イベント映像の配信 | 50,000~100,000円 | 1,000GB~ | 300GB | クラウド |
他のシステムとの連携性については、要問い合わせであることが多いです。
それでは上記10選のシステムそれぞれの特徴を、以下で紹介していきます。
おすすめ1:CLEVAS(クレヴァス)
向いている活用方法 | 社員研修、社内情報共有 |
月額料金 | 要問い合わせ |
転送量(動画を配信できる量) | 10TB~(月間) ※オンプレミスの場合は要問い合わせ |
データ容量(動画を保存できる量) | 300GB~(大容量可) |
配信形態 | クラウド、オンプレミス |
CLEVAS(クレヴァス)は学習や研修に特化した動画配信システムです。以下のような、動画研修に必要な機能が全て備わっています。
- 自社専用の教材作成や編集に関する機能
- 受講者の管理や分析に関する機能
- ZoomやLMS(学習管理システム)などとの連携機能
- セキュリティに関する機能
特に300人以上など、比較的規模の大きい研修を行いたい企業に最適なシステムです。
例えば次のような流れで研修動画を作成・配信し、動画研修を行えます。
CLEVASの使用例
(1)教材動画を撮る | PC画面を丸ごと録画/録音できる独自機能「デスクトップレコーダー」を使って、研修動画を作成することができます。もしくはZoomとの連携を行い、Zoom研修の録画をそのまま教材化することも可能です。 ※もちろん既存の動画をそのままアップロードすることも可能です。 |
(2)教材動画を編集する | 動画編集機能によって、誰でも簡単に「不要部分のカット」や「コンテンツの見出し付け」などを行えます。高額な編集ソフトを購入する必要はありません。 |
(3)動画を配信する/視聴する | 任意のユーザーに、クローズドな環境で配信ができます。またただ配信するだけではなく、動画の好きなタイミングで小テストやアンケートの設置ができます。 受講者は動画の任意のタイミングで、質問や自分用メモを書き込むことも可能です。 |
(4)視聴ログを分析する | 再生回数やコメント数・動画の評価数などを折れ線グラフで可視化できます。 研修の浸透状況や理解度を把握し、今後どのようなコンテンツを追加すべきかの分析に役立ちます。 |
【上記(3):動画を視聴しているときの様子】
CLEVASはオンプレミスで利用することもできるため、よりセキュリティを重視する金融・保険業界などの企業にも活用されています。
「研修目的で動画配信を行いたい」という企業は、ぜひCLEVASをチェックしてみてください。
おすすめ2:MOOGA PLUS(ムーガプラス)
向いている活用方法 | 社員研修、社内情報共有 |
月額料金 | 30,000~150,000円 |
転送量(動画を配信できる量) | 300GB~2TB(月間) |
データ容量(動画を保存できる量) | 30GB~2TB |
配信形態 | クラウド |
MOOGA PLUSは「簡単さ」が特徴の動画配信システムです。
プラン内容が幅広く、小規模向けのプランも用意されているので、小規模な動画配信を行いたい企業にもおすすめです。
おすすめ3:BizLive(ビズライブ)
向いている活用方法 | 株主総会、会社説明会、セミナーなど比較的大規模イベントの配信 |
月額料金 | 要問い合わせ |
転送量(動画を配信できる量) | 要問い合わせ |
データ容量(動画を保存できる量) | 要問い合わせ |
配信形態 | クラウド |
BizLiveはライブ映像配信に特化した製品です。特に医療分野での配信実績が豊富です。
動画を配信できるだけではなく、ライブの事前準備から当日のオペレーションまでサポートしてもらえます。そのため「大切なライブ配信を行いたいが、段取りが不安」という企業にもおすすめです。
おすすめ4:Vimeo(ヴィメオ)
向いている活用方法 | 動画マーケティング、製品プロモーション |
月額料金 | 1ライセンス1,200円~5,500円 |
転送量(動画を配信できる量) | 2TB |
データ容量(動画を保存できる量) | 容量ではなく、公開できる動画の本数に制限がある 5本~20本/月 |
配信形態 | クラウド |
Vimeoは個人が利用するイメージを持っている方も多いかもしれませんが、企業向けの動画配信システムとしても利用できます。
動画をWebサイトに埋め込む機能や、マーケティング分析ツールなどが搭載されているため、動画マーケティングを行いたい企業におすすめです。
おすすめ5:Brightcove(ブライトコーブ)
向いている活用方法 | 動画マーケティング |
月額料金 | 要問い合わせ |
転送量(動画を配信できる量) | 要問い合わせ |
データ容量(動画を保存できる量) | 要問い合わせ |
配信形態 | クラウド |
Brightcoveは動画マーケティングへの活用におすすめの動画配信システムです。
「サブスクリプションサービスの解約率を下げるために、顧客のフォローアップに動画を活用する」「マーケティングツール(MAなど)と連携して高度な分析を行う」といった使い方も可能です。
おすすめ6:OneStream(ワンストリーム)
向いている活用方法 | 社員研修、オンラインスクール、セミナー配信など |
月額料金 | 10,780~43,780円 ※それ以上は要問い合わせ |
転送量(動画を配信できる量) | 無制限 |
データ容量(動画を保存できる量) | 10GB~60GB ※それ以上は要問い合わせ |
配信形態 | クラウド |
OneStreamは様々な用途に対応できる動画配信システムです。動画販売やオンラインスクールなど、動画コンテンツによる収益化を目的とした企業にも利用されています。
サイトのデザインをノーコードでカスタマイズ可能なので、自社独自の動画配信ページを作成できます。
おすすめ7:クラストリーム
向いている活用方法 | 社内研修、セミナー開催、ライブ配信など |
月額料金 | 55,000円~165,000円 ※それ以上かかる場合もある |
転送量(動画を配信できる量) | 要問い合わせ |
データ容量(動画を保存できる量) | 1,024GB~4,096GB ※それ以上保存できる場合もある |
配信形態 | クラウド、オンプレミス |
クラストリームは様々な用途に対応した動画配信システムです。
動画に視聴ユーザーIDや視聴日時の透かしをつけることによって、万が一動画が流出した際に、流出元を特定できるという機能があります。
またデータ容量(動画を保存できる量)が多いというメリットもあるので、たくさんの動画をアップロードしたい企業にもおすすめです。
おすすめ8:millvi(ミルビィ)
向いている活用方法 | 社内情報共有、ファンクラブサイトの作成、セミナー配信など |
月額料金 | 50,000~100,000円 ※それ以上は要問い合わせ |
転送量(動画を配信できる量) | 300GB~1,000GB(月間) ※それ以上は要問い合わせ |
データ容量(動画を保存できる量) | 500GB~2,000GB ※それ以上は要問い合わせ |
配信形態 | クラウド |
millviは様々な用途で活用できる動画配信システムです。
異なるインターフェイスの動画プレイヤーが10種類用意されており、色やサイズ・配置などを自由にカスタマイズできます。また連続再生・倍速再生などの機能も豊富に備わっているので、ユーザーの視聴環境にこだわりたい企業におすすめです。
おすすめ9:viaPlatz(ビアプラッツ)
向いている活用方法 | 社員研修、社内情報共有、遠隔授業 |
月額料金 | 40,000~120,000円(パブリッククラウド) 125,000円~(プライベートクラウド) |
転送量(動画を配信できる量) | 100GB~ |
データ容量(動画を保存できる量) | 5GB~ |
配信形態 | クラウド、オンプレミス |
viaPlatzは、社員研修や情報共有・ノウハウ共有などに利用される動画配信システムです。
ユーザIDとパスワードだけではなく、認証コードによる2段階認証も行えるため、セキュリティ面も安心です。またオンプレミスが用意されているので、よりセキュリティに厳しい企業は検討してみるのも良いでしょう。
おすすめ10:ULIZA(ウリザ)
向いている活用方法 | イベント映像の配信 |
月額料金 | 50,000~100,000円 |
転送量(動画を配信できる量) | 1,000GB~2,000GB(月間) |
データ容量(動画を保存できる量) | 300GB |
配信形態 | クラウド |
ULIZAは特に、イベント映像(音楽ライブやオンラインカンファレンスなど)の配信実績が豊富なシステムです。大規模のライブ配信を行いたいという企業にもおすすめです。
なおULIZAには3つの動画配信システム(プラン)が用意されています。
- VOD配信プラットフォーム(オンデマンド配信専用)
- ライブ配信プラットフォーム(ライブ配信専用)
- イベント配信プラットフォーム(オンデマンド配信+ライブ配信)
配信内容に合わせて選んでみてください。
【まとめ】迷ったらこれ!活用方法別におすすめな企業向け動画配信システムをピックアップ
企業がクローズドな環境で動画配信を行いたい場合は、「企業向けの動画配信システム」を利用するのがおすすめです。YouTubeのような無料サービスに比べて、セキュリティと機能が格段に優れているからです。
企業向けの動画配信システムには様々なものがあります。この記事では10製品を紹介しましたが、絞り切れないという方は以下を参考に選んでみてください。
活用方法 | おすすめ製品 |
---|---|
オンライン研修・社内情報共有 | CLEVAS(クレヴァス) |
動画マーケティング | Brightcove(ブライトコーブ) |
音楽ライブの配信 | ULIZA(ウリザ) |
動画コンテンツの販売 | OneStream(ワンストリーム) |
無料で不特定多数に動画配信 | YouTube |
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