大学でプログラミングを学んでいて、プログラミングの楽しさに興味を持っていたので、開発職を志望しました。TVや映画が好きで開発職の中でも映像に関連するような仕事を探していたので、(転籍前の)IMAGICA Lab.へ入社しました。
私の中で学生時代に持っていた開発職のイメージが、コードを一日中書いていて人と話す機会が少ないものと思っていました。実際は設計を行うときにチームメンバーと一緒に話し合ったり、コードを書く時もモブプログラミングという形で話しながらコーディングをしたりということもあって、思っていた以上にコミュニケーションをとる機会が多かったことが、いい意味でギャップに感じました。
私の所属する部門はファイル管理やスケジュール調整など、映像業界に向けたクラウドソリューションを提供しています。ほかにも、大学の研究室と連携した製品開発やWebアプリの開発などもおこなっています。
私の業務はお客さんからいただいた要望を機能として実現するために、要件定義や設計をおこなったあと、Rubyというプログラミング言語でコーディングを行い、クラウド上でインフラの構築をしています。
私のチームでは、アジャイル開発(*)をアレンジして使いながら、チームで開発をおこなっています。システム構築や設計など、ゼロから開発過程に関わることができるので、とても勉強になりますし、幅広い知識を身につけることができます。
(*)アジャイル開発
● サービスインまでの期間を短縮できることが特徴のシステムやソフトウェア開発において主流になっている開発手法。開発途中の仕様・要件変更に柔軟に対応できることから、多くのプロジェクトで導入されている。
コミュニケーションを大切にしているチームなので、先輩や上司とも距離が近くて話しやすいところが好きです。コロナをきっかけにテレワーク中心になってからは、チームで仮想オフィスを作って、気軽に話しかけられる環境を構築して、1日中誰とも話さない、という日を作らないようにしています。
お客さんからいただいた要望を開発する前に設計を行うのですが、実際にそのお客さんが何を望んでいるのか、何に困っているのかを詳細にヒアリングする必要があり、そのヒアリングをおろそかにしてしまうと、せっかく作った機能があまり使われなかったり、満足いただけなかったりしてしまうので、すりあわせが重要になります。お客さんが本当にかなえたいことを聞き出すのがやりがいでもあり難しいところでもあります。
2021年度は、後輩のOJTをやらせていただきました。一人でタスクをこなすだけでなく、後輩の進捗を確認して、助けたりアドバイスしたり、どこに悩んでいるのかを聞いてみたり、そういった経験をとおして、視野を広く持つことができるようになったと思います。
入社当時はインフラというものがどういうものなのかすらわかっていなかったのですが、いまはお客さんの状況に合わせて、最適なインフラ提案ができるようになってきたと思います。
現在は、チーム内で開発しているのでチームメンバーで完結する業務が多いのですが、今後は別の部署の製品と連携して、今開発している製品をより多くのお客様に使っていただけるように拡充していきたいと考えています。
サブスクが普及していますが、私は映画館で映画を観ることが好きなので、月に1~2回は足を運ぶようにしています。洋画を観ることが多くて俳優の方の声を聴きたいので、基本的には字幕で観ています。
一口にエンジニアといっても、色んな職種と仕事があるので、就職してから知るのではなく、「自分がなにをしたいのか」「この会社で何ができるのか」を就職活動中に調べていくことが大切なのではないかなと思います。